1973年の環境緑化新聞(創刊時は緑化産業新聞が題号)の創刊当時、折しも高度成長期以降、国内では環境や緑化など本来、人の生活にもっとも身近で大切と言われる「環境」の部分が欠落した時代が続いた。いっぽう、環境破壊や公害が叫ばれた時流の中で生まれた環境緑化新聞は創刊時から、緑と花と水、環境・共生・エコロジーといった生きものや生命の大切さについて、産業と生活から提言していた希有な存在でありました。
現在では、環境緑化新聞を軸とした、官公庁・造園緑化業界のみなさまからご好評を頂いているプロシューマー向け出版物、身近な環境緑化・ガーデニングなど考え楽しんで頂けるコンシューマー向け出版物まで、多くの書籍・冊子・映像作品を制作販売しております。
1997年5月に開催された展示会『エコ・グリーンテック』は好評をもってみなさまのご支持を頂き、現在では皐月の定期イベントとして定着し多くのご出展とご来場を頂くまでに成長致しました。主に官公庁、公園緑地、都市緑化、造園緑化業界のみなさまを対象としたプロシューマ向けイベントの趣の展示会ではありましたが、環境社会への関心の高まりから、一般のご来場も飛躍的に伸び緑化の総合展示イベントとして更に進化を遂げたイベントとなっています。
また、2003年秋には『日比谷公園ガーデニングショー』を開催。日比谷公園開園100周年という輝かしい記念の年に華を添える、緑と花のイベントとして大成功を収めました。ガーデニングという身近な緑化から多くを感じる、民間主導の新しい取り組みとして各界から注目を集め、毎年秋、開催いたします。
その他、造園と緑化に関する数多くのイベントやセミナーについても企画・運営を行い随時開催しております。
エコロジー思想、環境共生思想の浸透によって市民レベルで環境と「花とみどり」が語られる時代になりました。これは私たちインタラクションが創業理念として持ち続けたポリシーが社会の中で芽吹き育ってきたものと考えます。
一般の市民のみなさまとの連携やNPOへの支援などをはじめとした、非営利事業も積極的に進めています。民間、そして市民レベルで「環境問題」を考えて頂けること、そのお手伝いができることは私たちインタラクションの大きな喜びのひとつです。 |