ランドスケープ・造園業界情報はインタラクション
新聞・出版事業 展示会・イベント事業 ランドスケープ・造園業界の環境イベントと展示見本市はインタラクション
サイトマップ
環境緑化新聞・インタラクションの出版物
環境緑化新聞
環境緑化新聞について
誌面サンプルイメージ
環境緑化新聞35年のあゆみ
環境緑化新聞 緑風
エッセイ「世のうちそと」
ご購読お申し込み
弊社出版物
定期出版物
刊行書籍
映像関連商品
ご注文について
ご注文リストを見る
特定商品取引法に関する記載
緑風

 それじゃダメなのか

 今日は5月11日である。本来であれば非常事態宣言が解かれる日だった。そうはならなかった。むしろ予想通りのことだ。それどころか以前に増して事態は悪くなっている。愛知県と福岡県も加わった。静岡県に仮住まいする私は、東京方面はむろん、名古屋方面に行くことも憚れるようになった。板挟み状態だ。籠城しかない。コロナ感染者は比較的少ない。県民をリードする首長さんのお手柄なのか、それとも県民がお利口さんなのか。

県知事選挙が控えている。川勝平太知事は4選へ向けて名乗りをあげた。対抗馬も決まった。結果は6月20日に出る。

川勝平太といえば経済学者から請われて知事になった環境政治家である。「海洋連邦論ーー地球をガーデンアイランズに」(2001年)、「ガーデニングでまちづくりー庭園国家日本への道」(2003年)、「美の国日本をつくるー水と緑の文明論」(2006年)。このような「わたし造園の味方です」といった啓蒙書を頻発していた。それで小紙は東京ビッグサイトのイベントに講演をお願いした。あふれるほどの聴衆で造園界の未来に期待も高まった季節ではあった。あれから20年経った。が、理想とする花と緑に包まれた列島は大丈夫なのか。
コロナ禍でステイホームが報じられ高齢者は身動きができない。移動禁止、東京にも名古屋行けない。
静岡県はコロナ感染者も少なくそこは県民にはうれしいのだか、6月に県知事選挙を控えている。さらにはリニア工事問題が大井川流域の住民は反対しているのである。旗振り役が4選をめざす川勝平太知事とあってJR東海との話し合いが折り合わない。限りなく赤に近い黄色信号なのだ。
リニア工事は大井川流域民の不安から水をすべて静岡県側に戻すべきだといった話しなのだ。今や環境問題は避けては通れない。
 コロナ禍で「ステイホーム」が口やかましほどに報じられる。高齢者は移動禁止だという。外に出ないので足腰は弱る。そのうち歩けなくなり、ストレスも重なって、病床に伏す。コロナが長引けば、高齢者の死者は増える計算になるのか。巧妙に仕掛けられた推理小説を読むようだ。為政者なら、「高齢者もどんどん外に出ましょう。ただし対策をしっかり」と話せば、それでいいと思うのだが。

( 2021/05/15 )

前のページ ( 38 / 100 ) 次のページ
ページの先頭に戻る
 
 
定期出版物ご紹介
環境緑化新聞
自然環境データBOOK
ECO-GREENTECH2007
LANDSCAPE&GREENERY
刊行書籍一覧
近刊書籍のご案内
環境ブックセンター
イベント・セミナー案内
ECO-GREENTECH
日比谷公園ガーデニングショー
主催・開催セミナー
 

環境緑化新聞 | 定期出版物 | 刊行書籍 | 映像関連商品 | 日比谷公園ガーデニングショー | エコ・グリーンテック | サイトマップ
会社概要 | 中国市場事業支援活動 | 社会貢献活動・NPO活動 | みどり提言賞のあゆみ | 環境緑化海外視察ツアー | バイオ-ステイク

copyright (c) Interaction Co., Ltd. All Right Reserved