ランドスケープ・造園業界情報はインタラクション
新聞・出版事業 展示会・イベント事業 ランドスケープ・造園業界の環境イベントと展示見本市はインタラクション
サイトマップ
環境緑化新聞・インタラクションの出版物
環境緑化新聞
環境緑化新聞について
誌面サンプルイメージ
環境緑化新聞35年のあゆみ
環境緑化新聞 緑風
エッセイ「世のうちそと」
ご購読お申し込み
弊社出版物
定期出版物
刊行書籍
映像関連商品
ご注文について
ご注文リストを見る
特定商品取引法に関する記載
緑風

 ぴえん

 今年は聞き慣れない言葉をたくさん知るところとなった。ただそのほとんどはおもいだせないでいる。

 「3密」が今年の新語大賞に選ばれた。他にも新型コロナウイルスに関する用語が多く見られた。当然のことと思う。

 人の移動が禁じられると経済が打撃を受けることを改めて識った。経済と命、どちらが大事かと言えば、命が大事に決まっている。
 されど生きものは何よりも水と食べものがないと生命保つこともできない。何よりも命が大事に決まっている。
 政府はようやくgo to トラベルを一時停止した。専門家たちの進言をようやく受け入れたかんじだ。

 世界的に見れば日本はまだ良いほうらしい。アメリカ、ブラジル、ヨーロッパでは、2波、3波と深刻らしい。

日本人は清潔を旨とする習慣が昔からあった。外から帰ると、手を洗い、うがいをした。学校でも家庭でもそう教えられた。ときには玄関口で足も洗った。靴を脱いで座敷に上がる。世界でもまれな清潔な日本人だった。

それでも今回の新型コロナウイルスは蔓延した。いつからか躾も緩んでいたのだ。

 今や人とは非接触が叫ばれる。確かにリモートでおおかたのことは済む。大概の仕事は人間に頼らなくともすむ。これからは大概のことはインターネット利用になっていく。

 電化が始まったのは明治時代、みんな驚いた。夜がなくなったからだ。ネオンの灯りで夜もきらびやかである。
このことを都会に住む人は何とも思わない。

ど田舎に住めば夜は暗くて当然。暗ければ寝るしかない。『明治は遠くなりにけり』なのだ。

 別荘族は、週末向かうと遠隔操作で到着と同時に、湯は沸き、食事は用意され、ロボットの相棒はかいがいしくお世話をしてくれる。

 若い世代はこんな日常をらくらくクリアしてはずだ。昭和世代はいかがだろうか。
戸惑う人も多いはずだ。

『昭和も遠くになりにけり』だ。今年の新語に託せば『ぴえん』と呟く年の瀬だ。


( 2020/12/15 )

前のページ ( 43 / 100 ) 次のページ
ページの先頭に戻る
 
 
定期出版物ご紹介
環境緑化新聞
自然環境データBOOK
ECO-GREENTECH2007
LANDSCAPE&GREENERY
刊行書籍一覧
近刊書籍のご案内
環境ブックセンター
イベント・セミナー案内
ECO-GREENTECH
日比谷公園ガーデニングショー
主催・開催セミナー
 

環境緑化新聞 | 定期出版物 | 刊行書籍 | 映像関連商品 | 日比谷公園ガーデニングショー | エコ・グリーンテック | サイトマップ
会社概要 | 中国市場事業支援活動 | 社会貢献活動・NPO活動 | みどり提言賞のあゆみ | 環境緑化海外視察ツアー | バイオ-ステイク

copyright (c) Interaction Co., Ltd. All Right Reserved