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 シニア・オリンピックを待望

 今の若いものは覇気がない、エネルギーが足りないなぞと言われて久しい。が、そうでもないようである。リオ・オリンピックが閉幕した。メダル41個は過去最高の成績。4年後へ向けて期待は膨らむ。選手としてリオに行くだけでもたいへん名誉なことなのに、銀メダルでは悔しいと号泣した選手もいた。

  自分も周囲も金メダルは当然と信じていた。それだけにショックも大きかったのだろう。逆に奇跡ともいえる逆転金メダルを穫った選手の喜びの表情は荘厳な表情に感動した。テニスや卓球などネットがある競技では運が左右する。マッチポイントで玉が、どちらかに転がるかでメダルの行方が左右される。これまた格別の勝敗となる。

  メダルを穫るとないでは雲泥の差だ。その後の人生まで左右してしまうこともある。それだけにメダルを穫った勝者のコメントも皆素晴らしい。「今まででいちばん素晴らしいものを手に入れた」などとそれぞれ名文句ばかりだ。まさに涙と笑顔の感動場面にテレビを見つめる視聴者の心は揺すぶられる。

  奇跡の逆転などとなれば繰り返し放映され、何度見せられても発見と驚きがある。国旗と国歌はアメリカなど大国が優位だ。多国籍国家の強みだろうか。オリンピックが終わるとすぐさまパラリンピックが開かれる。これはこれで意義ある競技だ。意を唱える人なんていない。そこで提案がある。パラリンピックが終わったら今度はシニアピックというのはどうだろう。選手も競技参加者も70歳以上が対象となる。50年前にオリンピックに出場したメダリストでも出番がある。記録というよりは思い出だ。かつては100mを10秒を切って走れた人がよたよた走りで時間がかかる。かつては100メートルを10秒で走りきった人が、何倍の時間がかかってしまうのだ。とても同じ人とはいっても思えない。でも良いではないか。 純粋に人間をを楽しむイベントに衣替えするのだ。笑顔競争でもいい。金メダルの笑顔はどんなものだろうか。世界は今よりも愉しくなるに違いないはずだ。

  50年前は日本も戦後の高度経済成長の時代だった。若々しい時代でもあった。当時のオリンピックを目撃した人たちもまだ元気に生きているはず。70歳は優に越えているだろうがチャンスは4年後にはやって来る。笑顔競争か、今からわくわくするではないだろうか。

( 2016/09/15 )

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